• 2012.11.04 Sunday
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杉内の背番号は18

正式に杉内がジャイアンツ入りを表明し、入団が決定した。

めでたい。
もろ手を挙げて、歓迎する。

涙の会見を見て、人が発する言葉の重みを、それも立場のある人間の発する言葉の重さを、改めて痛感した。初めて彼の思いを知った。お金の問題だけではなかったということだ。

元ソフトバンク取締役の小林至氏は、我々の世代にとってはなかなか感慨深い名前である。東大からロッテに入団した選手は、球団幹部になっていた。その彼と杉内とのやり取りが実際にどういうものだったかはわからないが、球団幹部の言葉が与えた影響は大きかったということだろう。

まあ、いい。
もう、終わったことだ。

ソフトバンク時代には、いろいろなことがあったのかもしれない。しかし、これからはジャイアンツの一員として、いや、エースとして、支柱として、チームを引っ張っていってほしい。

杉内がつける背番号は18である。言うまでもなく、エースナンバーである。堀内恒夫が、そして私の愛する桑田真澄がつけていた背番号である。その番号が、杉内に受け継がれた。

杉内は、間違いなく、球界屈指の左投手である。ゆっくりとした始動から、「ヒュッ」と速いボールを投げる投球フォームは球持ちもよく、安定感抜群である。セリーグでも確実に好投するだろう。私は、右と左の違いはあるが、上原クラスの活躍を確信している。

背番号「18」も違和感はない。もちろん、生え抜きの投手で「18」を背負える投手が出てきてほしかった。しかし、最近のジャイアンツには、そこまでの絶対的エースはいなかったのである。桑田真澄以来、私が「ジャイアンツの絶対的エース」と自信を持って言えるのは、上原浩治だけである。つまりそれだけ、18番を背負える投手が出現しなかった、ということでもある。

右では澤村はその候補筆頭だろう。澤村はいずれ、「エースナンバー」といわれる背番号を背負うことになる投手である。

そしてもちろん左のエースとして、内海がいる。今季はよく頑張った。最多勝は立派だ。防御率も文句ない。

しかし。

内海を絶対的エース、と呼ぶには何かが足りないのである。何が足りないのか、言葉にするのは難しい。しかしあえて言葉にすれば、「精神的支柱となりうる、ゆるぎない強さ」ということだろうか。

内海は人が良すぎるのである。素直すぎるのである。思ったことをそのまま口に出してしまうのである。

もちろんそのことは、一人の人間としては愛すべき資質である。私だって内海のキャラクターは大好きだ。ヒーローインタビューなど見ていると、ついニコニコしてしまう。

しかしそのことと、エース足りうる資質は一致しない。

残念ながら引退となってしまったが、工藤公康という投手がいる。彼は、まぎれもなく、「絶対的エース」と呼べる選手であった。工藤も若いころは、どちらかといえばオチャラケたキャラであった。若い時の工藤から、今の彼を想像することは難しい。しかし様々な経験を経て、重厚感のある、球界の中心的存在へと変貌していった。

杉内には、その資質があると私は思うのである。

杉内の気持ちの強さは半端なものではない。マウンド上であからさまに表に出すタイプでもないが、マウンドを降りるとき、ベンチに帰った後、彼の表情を見ればわかることだ。「静かに燃える強さ」とでも言おうか。清原和博の引退試合での全球ストレート勝負は、我々野球ファンの胸を熱くさせてくれた。

おっさんである私は、杉内を鹿児島実業時代から見ているが、高校時代から感じさせた落ち着きに、「燃える強さ」がうまく加わっている。そして今回、「チームを替わる」、それも大きな気持ちの揺れを経験した上でチームを替わる、という人間として大きな経験をした。この経験は、間違いなく彼を、さらに一回り成長させるはずだ。人間としての重みを、彼にもたらすはずだ。

だから、期待しよう。

「生え抜きではないから18番はやはり似合わない」

と我々に言わせることがないようなものすごい活躍を、期待しよう。
移籍1年目からの圧倒的な活躍を。

やってくれると信じる。
たのむぜ、杉内。

そして、内海よ。

杉内という最高のライバルを得たのだ。
「教えを請う」なんて言うんじゃないぞ。
本当のエースになれる機会が、めぐってきたのだ。
毎年のように、2人でタイトルを争うのだ。

2人で競って、争って、勝って、最高の投手になれ。
ジャイアンツの絶対的エースに、なれ。

やるのだ、内海よ。
君自身がさらに成長する最高の機会だ。

いやいや。

楽しみだなあ。

早くも来季のシーズンインが待ち遠しいよ。

がんばれ、ジャイアンツ。


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  • 2012.11.04 Sunday
  • 21:44
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Comment:
2011/12/22 8:18 PM, そら wrote:
お久しぶりです。
基本的に若手好きなので、補強は「どうかなー」と思っていたんですが、実際来てくれるとやっぱり嬉しいものですね。
杉内はとても悲しい理由での移籍なので、同情というか、色々と注目されるでしょうが、重圧に負けないでほしいです。いや、杉内にこんな心配は不要ですか。彼なら間違いなく「強い巨人」を見せてくれるでしょう!

2011/12/29 5:34 AM, シュウ wrote:
>そらさん

ご無沙汰しております。お元気でしたか。
超不定期更新になってしまい、申し訳ないです。

杉内はかなりやってくれると思います。
彼にも、熱い思いと意地があるはずですから、すごく頑張ってくれると思います!

来期が楽しみです。
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