• 2012.11.04 Sunday
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考察・豊田清
豊田について考えてみたい。

まず、私は基本的に「今の状態のままであれば豊田に抑えはつとまらない」、と考えている。その理由は「ストレートが遅い、キレがない」ために「決め球であるフォークを見切られる」からだ。

ストッパーの条件とは、「自分の前で投げている先発、中継ぎ投手よりも球速、キレがあり、三振を取れる決め球を持っていること」だと思う。しかし、今の豊田にはこのどちらもあてはまらない。

今の豊田のストレートの球速は、大体140k前後。今期一度だけ圧巻の投球を見せた4/18広島戦ではストレートが145k出ていたが、「今日の豊田はいいなあ」と思えるピッチングをみせたのは、残念なことにこの日だけだった。

ストレートが140kくらいだと、125〜130kのフォークはプロならまず見切られる。年齢(36歳)的に、今以上スピードや球威を増すことは客観的にみて厳しいと思うので、豊田が復活しようと思うなら今(まで)のピッチングを根本的に見直さなければならないだろう。

ストッパーのタイプには2種類ある。一つは、阪神の藤川に代表される、速球で押しまくるタイプ。藤川は真っ直ぐだけで三振を取ってしまうが、彼ほどではないとしても140k台後半の速球と変化球(落ちる球、フォークかスライダー)で三振を取る。一般的な抑えのイメージに一番近いのはこのタイプの投手だ。

もう一つは、中日の岩瀬のような、速球はそこそこ(それでも145kは出る)だが、変則的な投球フォームでタイミングをはずし、鋭い変化球で三振を取るタイプ。岩瀬は独特の投球フォームのためボールの出処が見にくく、タイミングが取りにくい。さらに、真っ直ぐと同じフォームで鋭いスライダーが投げられる。つまり、投球フォーム、球種と、2段構えで打者のタイミングを外す投球ができるピッチャーなのである。

藤川はストッパーの条件を完全に満たす。決め球の多くは高めのストレート、時々変化球という感じだが、どっちにしても三振が取れる。岩瀬は多少球速は見劣るが、先発、中継ぎよりボールにキレがあるし、何よりタイミングが中日のどの他のピッチャーよりも取りにくいので、球速不足を補って余りある。

さて、豊田の話だ。

豊田は西武で抑えに転向して以降、2001〜2003年が全盛期といってよいが、ストレートの速さ、球威とフォークで三振を取っていた。ただ、投球回に対する奪三振数では今も昔もさほど変わりなく、問題の本質は見えてこない。

「豊田の投球回数からみた奪三振数、率」
西武 
01年…47投球回58個=1イニング1.23個
02年…57投球回66個=1イニング1.16個
03年…58投球回57個=1イニング0.98個
04年…36投球回39個=1イニング1.08個
05年…34投球回31個=1イニング0.91個
巨人 
06年…38投球回46個=1イニング1.21個
07年… 7投球回 7個=1イニング1.00個

しかしこれを「対戦打者数に対する奪三振数,率」で見てみると、

西武 
01年…打者196人で58個=奪三振率29.6%(防御率2.83)
02年…打者204人で66個=奪三振率32.4%(防御率0.78)
03年…打者214人で57個=奪三振率26.6%(防御率1.24)
04年…打者142人で39個=奪三振率27.5%(防御率0.98)
05年…打者150人で31個=奪三振率20.7%(防御率3.97
巨人 
06年…打者159人で46個=奪三振率28.9%(防御率3.32
07年…打者33人で 7個=奪三振率21.2%(防御率9.45

となり、西武最後の年からすでに陰りが見え始めている。昨年は移籍1年目で、本人の気力が満ちていたことや対戦相手が慣れていないこともあり、まずまずの成績だった。それでも防御率はイマイチで、三振を取った割には打たれて点も多く取られている。

それが今年は奪三振率は抑え転向後ワースト2、防御率は9点台と最悪である(5/7時点)。三振も取れず、ボコボコ打たれて点を取られているということだ。これでは抑えはつとまらない。

ここでことわっておくが、私は豊田が嫌いなのではない。むしろああいう気持ちを前面に出す選手は大好きだ。しかし私は豊田ファンではなく「ジャイアンツファン」だ。ジャイアンツに優勝して欲しいと心から願っている。優勝するためには抑え投手が重要で、そこがジャイアンツは弱い、とうこともファンなら共通認識だと思う。

だから今の豊田を抑えに使うことには反対なのだ。ただし「“今の”豊田のままなら」である。今後豊田を使うなら、

‖里鮑遒蠶召靴董145k前後の速球がコンスタントに投げられるようにする。
投球スタイルを変える。球種を増やす、打たせて取るピッチングにする、タイミングをずらす投げ方を取り入れる、等

という変化が必須だし、ぜひそうなって欲しい。
,できればすばらしい。即抑えとして活躍できるだろう。しかし現実的には難しい。△覆蕾椎柔はあるが、抑えの条件はクリアしない。抑え投手につなぐ中継ぎが主な役割になる。

こうしてみると、やはり抑えは豊田ではなく、上原、林、そして何より「彼らが頑張っている間に若手を育てること」が一番の良策だと考える。ホントに、豊田が完全復活してくれれば一番話は早いんだが…ね。


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  • 2012.11.04 Sunday
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